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私とアトリエ凹凸

私は70年安保で揺れ動く社会の中で方向性を失い、外から自分を見つめ直してみようと留学しました。その時始めた銅版画はなかなか思い通りにできない抵抗感のある表現方法なのに、体質にあったのか未だにのめり込んでいます。

当時通っていた S.W.Hayter の主宰するアトリエ17には、世界中から作家が集まり刺激的で緊張感のある場をうみだしていました。そこで強いインパクトを受け、帰国の翌年から始めたのが銅版画工房アトリエ凹凸です。

年中無休、24時間オープン、キャリア不問、ただやる気のある人という条件で、マンションの一角の小さなトランクルームから始まり、30年目の今、図書室も含め7つの部屋と屋上まで拡大し、大型プレスも4台になりました。紆余曲折もありましたが、今や40人余りの個性的なメンバーが競い合って制作活動をし、20人以上が個展をしています。思っていた以上に成長したとも云えますし、まだまだ成長過程だとも思っています。

アトリエは、多くの方々の援助によって支えられ活動を続け、今日を迎えました。 多くの方々に感謝いっぱいです。今後いろいろな交流の場としてまだまだ変貌増殖し、世界に向けて発信する工房でありたいと考えています。みなさんに大いに盛りたてていただきたいと願っています。
神野立生











 


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